歯石を防ぐには?自宅でできる毎日の習慣5つを紹介

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浦和区浦和駅から徒歩5分の歯医者・矯正歯科「浦和サンデー歯科・矯正歯科」です。
歯石はわずか1日でできはじめ、放っておくと歯周病を引き起こす大きな原因になります。
日々しっかり歯を磨いているつもりでも、定期検診で歯石を指摘されることは少なくありません。
歯科衛生の専門家が推奨する科学的根拠に基づいた予防法をもとにお伝えします。
今回は、自宅で手軽に実践できる歯石を防ぐための5つのケア方法をご紹介します。
読めば、歯石がつくメカニズムや日常ケアの改善ポイントがわかり、予防意識も高まります。
結論として、毎日のセルフケアと歯科での定期的なケアの両立が、歯石を防ぐ最も効果的な方法です。

 

丁寧なブラッシングで汚れを残さない

正しい歯磨きは、歯石を防ぐ第一歩です。
毛先を歯ぐきとの境目にしっかり当てて、小さく動かすように意識して磨きましょう。
特に、下の前歯の裏や上の奥歯の外側などは歯石がつきやすいため重点的に行ってください。
歯1本ずつを意識しながら2分以上磨くと、磨き残しが格段に減らせます。
舌で歯の表面をなぞって、ツルツルしていれば十分に磨けている証拠です。

 

歯と歯の間を清潔に保つ

歯ブラシだけでは届かない隙間の汚れは、フロスや歯間ブラシで取り除く必要があります。
・フロスは歯の面に沿って優しく上下に動かす
・隙間が広い部位には歯間ブラシが効果的
・毎晩のケアを習慣化すると歯垢の蓄積を防ぎやすくなる
歯と歯の間は汚れが残りやすいので、フロスと歯間ブラシを併用することが理想です。
出血が続く場合は、歯ぐきの炎症が進んでいる可能性もあるため歯科での相談をおすすめします。

 

歯の表面をコーティングする歯磨き粉

最近では、プラークが付きにくくなるよう歯をコーティングする成分を配合した歯磨き粉が増えています。
たとえば、ナノハイドロキシアパタイトや高濃度フッ素入り製品を使うと、再石灰化を促す効果も期待できます。
・低研磨タイプのものを選ぶと歯の表面を傷つけにくい
・歯磨き後は軽くゆすぐ程度にとどめ、有効成分を残すようにする
・1日2〜3回の使用が理想的
正しい成分を含んだ歯磨き粉を継続して使うことで、歯石の土台であるプラークがつきにくくなります。

 

殺菌効果のある洗口液を取り入れる

仕上げにマウスウォッシュを使用することで、口内の細菌を減らし歯石の形成を防ぐ効果が得られます。
ターターコントロール成分が入ったものは、歯石予防の観点からも有用です。
歯磨き後に60秒ほどしっかりすすぐことで、歯の表面や奥の届きにくい場所まで洗浄できます。
ただし、マウスウォッシュだけでは歯垢は除去できないため、あくまで補助的な使い方にとどめてください。

 

歯科での定期ケアを忘れずに

自宅でのケアだけではどうしても歯石が残ってしまうことがあります。
そのため、3〜6か月ごとに歯科医院でのクリーニングを受けることが理想です。
・専用機器(スケーラー)で歯に付いた歯石を徹底除去
・細部まで仕上げ磨きをしてもらえる
・歯ブラシの使い方や磨き残しの指摘を受けられる
定期的なメンテナンスで、歯石だけでなく虫歯や歯周病の早期発見にもつながります。

 

まとめ

歯石は、毎日の磨き残しが積み重なってできるものです。
そのため、セルフケアを見直し、歯間の掃除や洗口液を組み合わせることで、歯石の付着をかなり抑えることが可能です。
さらに、数か月に1度のプロによるクリーニングを組み合わせることで、健康な口内環境を長く維持できます。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

監修者

林 悠太 | Yuta Hayashi

日本大学歯学部卒業後、現在に至る。

【略歴】
日本大学歯学部 卒業

さいたま市浦和区浦和駅から徒歩5分の歯医者・矯正歯科
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