マウスピース矯正は保険適用できる?条件や費用を徹底解説!
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浦和区浦和駅から徒歩5分の歯医者・矯正歯科「浦和サンデー歯科・矯正歯科」です。
マウスピース矯正は、目立たない矯正方法として注目されていますが、「保険が適用されるのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
特に高額な治療費が気になるため、保険適用が可能なケースを知りたいと考える方は多いでしょう。
実は、一部の条件を満たす場合には保険適用が可能なことがあります。
今回は、専門的な情報を基に、マウスピース矯正の保険適用条件、費用の詳細、費用を抑える具体的な方法について解説します。
これを読むことで、治療費への不安を軽減し、自分に最適な治療プランを選べるようになります。
マウスピース矯正は保険適用されるの?
マウスピース矯正は、審美目的で行われることが多いため、一般的には自由診療として扱われ、保険が適用されません。
これは、日本の健康保険制度が病気や怪我の治療を対象としており、見た目を整える治療は対象外とされるためです。
しかし、一部の症例では医療的必要性が認められ、保険が適用される場合があります。
例えば、先天性疾患や顎変形症といったケースです。
また、矯正用マウスピースが医療機器として認められる条件も厳しく、これが保険適用の難しさにつながっています。
とはいえ、保険適用が可能な症例に該当するかどうかを確認するには、専門の医師に相談することが重要です。
保険適用が可能なケース
保険適用が可能なマウスピース矯正の条件として、以下の3つが挙げられます。
これらの条件に該当する場合、治療費を大幅に軽減することができます。
- ・先天性疾患による咬合異常: 唇顎口蓋裂やゴールデンハー症候群などの先天性疾患が原因で噛み合わせに問題がある場合、保険適用が可能です。
- ・永久歯萌出不全による咬合異常: 永久歯が歯茎の中に埋まったままで生えてこない「埋伏歯」の場合、埋伏歯開窓術という手術を行うことで矯正治療が保険適用となる可能性があります。
- ・顎変形症による咬合異常: 顎の骨格に異常があり噛み合わせに問題を生じる症例で、外科手術を伴う矯正治療が必要な場合。
これらの条件に該当する場合、厚生労働省指定の医療機関で診療を受ける必要があります。
マウスピース矯正の費用とその内訳
マウスピース矯正の費用は、基本的に自由診療となり、自己負担が必要です。
以下に一般的な費用の目安をまとめました。
- ・全体矯正: 60万~100万円
- ・部分矯正: 10万~40万円
- ・初診料: 0円~5,000円程度
- ・精密検査料: 1万円~6万円程度
- ・リテーナー(保定装置)費用: 5万円~10万円程度
治療中の定期診察には1回あたり1万円前後がかかることが一般的です。
また、歯並びを維持するために装着するリテーナーも予算に含める必要があります。
特にマウスピース矯正の中で有名な「インビザライン」は、全体矯正で80万~100万円、部分矯正で40万~60万円が相場とされています。
医院によって料金体系が異なるため、事前に見積もりを取り、追加費用の有無を確認することが大切です。
費用を抑えるための具体的な方法
マウスピース矯正の費用を抑えるためには、以下の方法が効果的です。
- ・医療費控除を活用する: 確定申告で医療費控除を申請することで、治療費の一部を所得税から控除することができます。
- ・部分矯正を検討する: 軽度の歯列不正には部分矯正を適用することで費用を抑えられます。
- ・モニター制度を利用する: 治療過程を記録として提供する代わりに費用が割引される制度を活用する。
- ・トータルフィー制のクリニックを選ぶ: 総額制の医院を選ぶと、追加費用が発生しないため安心です。
保険適用のクリニックを探す方法
保険適用で矯正治療を受けるには、厚生労働省が指定した医療機関を利用する必要があります。
地方厚生局のウェブサイトで「矯診」または「顎診」として登録された医療機関を検索することができます。
適切なクリニックを選ぶ際には、事前に症例が保険適用の条件に合致するかどうかを確認することが重要です。
マウスピース矯正に関するよくある疑問
Q: マウスピース矯正は1日装着を忘れても大丈夫?
A: 1日程度であれば大きな問題にはなりませんが、装着時間が短すぎると矯正効果が薄れる可能性があります。
Q: 費用が安いクリニックを選ぶべき?
A: 費用だけでクリニックを選ぶのは避けましょう。治療の質が低下する可能性があるため、評判や治療実績を確認して選ぶことが大切です。
まとめ
マウスピース矯正は自由診療が基本ですが、特定の条件を満たす場合には保険が適用されることがあります。
治療費を抑えるためには、医療費控除やモニター制度の活用、部分矯正の検討が有効です。
また、料金体系が明確で信頼性の高いクリニックを選ぶことも重要です。
この記事を参考に、最適な治療方法を見つけ、健康的な歯並びを手に入れましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
監修者
日本大学歯学部卒業後、現在に至る。
【略歴】
・日本大学歯学部 卒業
さいたま市浦和区浦和駅から徒歩5分の歯医者・矯正歯科
『浦和サンデー歯科・矯正歯科』
住所:埼玉県さいたま市浦和区仲町1丁目10-1 PORAMビル 1F
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